桜や梅、桃の木の根元や幹に、木くずのかたまりが出ていませんか。川西市では、木の内部を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の被害が確認されており、市と兵庫県が早期発見・通報への協力を呼びかけています。
虫そのものを見つけなくても、木くずと幼虫のふんが混ざった「フラス」が手がかりになります。気になるものを見つけたら、写真と場所を記録し、県へ知らせてください。
※本文末の写真付きチラシは、最初は閉じた状態です。虫の写真が苦手な方は、チラシを開かずにお読みいただけます。リンク先の公式ページにも写真があります。
川西市では小戸・東多田で確認されています
川西市の公式発表には、次の確認情報が掲載されています。
| 確認日 | 場所・市の対応 |
|---|---|
| 2025年7月31日 | 小戸の市道街路樹でフラスと幼虫を初確認。被害木の緊急伐採などを実施 |
| 2026年2月16日 | 東多田1丁目10付近の街路樹の梅でフラスを発見。2月19日に被害木を伐採し、幼虫とともに処分済み |
上記は、市が公表している過去の確認情報です。市は、被害拡大を防ぐための早期発見・早期防除が重要として、疑わしいフラスを見つけた場合の通報を呼びかけています。
何に注意する?桜などの木が弱り、枯れる被害です
クビアカツヤカミキリの幼虫は、主に桜・梅・桃などの木の中で育ち、内部を食べてしまいます。被害が進むと木が弱って枯れ、倒木につながるおそれもあります。
注意喚起の目的は、身近な桜や果樹を守り、被害がほかの木へ広がるのを防ぐこと。虫を探して捕まえることだけが、早期発見の方法ではありません。
虫を見なくても分かる?「フラス」が手がかりになります
フラスとは、木くずと幼虫のふんが混ざったものです。公園や道路沿い、学校、庭などにある桜・梅・桃の木の根元や幹で、次のようなものを見かけたら、フラスの可能性があります。
- そうめんやうどんのような、細長くつながった木くず
- 木くずが集まった大きなかたまり
- 雨や風で崩れ、元の形が分からなくなった木くず
県のチラシでは、クビアカツヤカミキリのフラスには、薄い破片状の木くずが多く含まれることも紹介されています。ただし、ほかの昆虫もフラスを出すため、木くずがあるだけで、この虫の被害と断定はできません。
木の種類や虫の名前が分からなくても、「疑わしいフラス」として相談できます。見つけたフラスはそのままにして、写真で伝えましょう。
県の案内では、フラスは一年中見ることができます。成虫を見かけない時期でも、木の根元や幹の異変が発見につながります。
見つけたら、写真と場所を記録して兵庫県へ
兵庫県は、疑わしい成虫やフラスを見つけた場合、通報フォーム・メール・電話での連絡を呼びかけています。通報のために虫を持っていく必要はありません。
- 見つけた日と場所を記録する。住所、公園名、目印など、見つけた木が分かる情報を控えます。
- 可能なら写真を撮る。木や周囲が分かる少し離れた写真と、フラスを近くから撮った写真を用意します。
- 県へ連絡する。発見日・発見場所・見つけたもの・木の種類・写真を、分かる範囲で伝えます。
木の種類が分からない場合は、そのことも添えてください。虫が苦手で近づくのが難しい方も、無理に捕まえようとせず、分かる場所や状況を伝えるところから協力できます。
電話:078-362-3389(兵庫県環境部自然鳥獣共生課)
メール:shizenchoujuu@pref.hyogo.lg.jp
生きたまま持ち運ばない。死んだ個体も連絡対象です
クビアカツヤカミキリを生きたまま持ち運んではいけません。「役所で確認してもらおう」と、容器に入れて届けることはしないでください。
県は、成虫を捕まえた場合はその場で駆除するよう案内しています。判断や対応が難しい場合は、写真や場所を伝えて窓口に相談してください。死んでいる個体を見つけた場合も、連絡するよう呼びかけています。
写真で確認したい方へ
虫の写真が苦手な方は、下のチラシを開かないでください。成虫・幼虫・フラスの写真が含まれます。
出典・公式情報
ご提供いただいた兵庫県の啓発チラシ2枚と、川西市・兵庫県の公式情報をもとに作成しました。市内での確認日と場所は川西市の発表、フラスの特徴や連絡先は県の案内を確認しています。
以下の公式ページ・PDFには、虫やフラスの写真が掲載されています。苦手な方はご注意ください。
情報確認日:2026年11月4日。






