川西の物流拠点に搬送ロボット。ミスミ西日本流通センターで設置完了を発表

川西の物流拠点に搬送ロボット。ミスミ西日本流通センターの建物を描いたイメージイラスト

川西市東畦野にあるミスミの「西日本流通センター」で、搬送ロボットを使う物流設備の導入が進んでいます。ギークプラスは2026年10月20日、同センターへの「PopPick(ポップピック)」のロボット設置を完了したと発表しました。

機械部品や工具などを届ける物流拠点の中で、どのような仕組みが使われているのでしょうか。今回の発表と、ミスミが公表している拠点情報から紹介します。

ロボットが商品を作業する人のもとへ

PopPickは、商品を作業する人のもとへ運ぶ仕組みです。物流の現場で、注文に合わせて必要な商品を取り出す作業を「ピッキング」と呼びます。

ギークプラスの説明では、ロボットが棚を搬送し、作業場所に必要なコンテナを供給します。人が倉庫内を歩き回って商品を探す移動を減らすことにつながります。

ミスミはすでに東日本流通センターでPopPickを導入しており、そこで培った作業手順や設備運用のノウハウを、川西市の西日本流通センターにも展開する取り組みです。

場所は東畦野の「ESR川西ディストリビューションセンター1」

西日本流通センターの所在地は、川西市東畦野字長尾1-444。「ESR川西ディストリビューションセンター1」に入居するミスミの物流拠点です。

今回の発表によると、ミスミは西日本流通センターを三田市から川西市へ移転し、施設面積を従来の7.5倍に拡張しました。この倍率はミスミの拠点の移転前後を比べたもので、ESRの建物全体の面積を示すものではありません。

なお、10月20日はロボットの設置完了が発表された日です。建物の開業日やセンターの稼働開始日を知らせる発表とは区別しています。

東西の拠点を合わせてロボット149台の規模に

今回の導入により、東日本・西日本の2拠点を合わせた設備は、ロボット149台、作業用ステーション15台、棚801台の規模になったと発表されています。149台は川西市の拠点だけの台数ではありません。

ミスミは機械部品や工具・消耗品などを扱い、ものづくりの現場へ商品を供給する企業です。今回の設備導入は、多様な商品を安定して出荷する体制を整える取り組みの一つです。

ギークプラスは今後、入荷や棚卸しなどの工程も含め、物流作業の効率化を進める方針を紹介しています。川西にある物流拠点が、全国のものづくりを支える役割を担っています。

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