うちの子と一緒に避難できる?11月21日、アステ川西で無料のペット防災セミナー

人と犬と猫が寄り添うイラストと、11月21日アステ川西で開催する人とペットの防災セミナーの案内。参加無料・事前予約制

もし今、地震が起きたら、うちの子を連れてどこへ避難しますか。2026年11月21日(土)、アステ川西で、能登半島地震を経験した語り部と専門講師に学ぶ「人とペットの防災セミナー」が開かれます。参加無料・事前予約制、先着45人で、飼い主が自分の家庭の備えを見直せる機会です。

「フードは用意した」から、その先の備えを考える2時間

キャリーはあるけれど、すぐに入ってくれるだろうか。犬や猫が複数いたら、家族が留守の時間はどうしよう。防災用品をそろえるだけでは、決めきれないこともあります。

今回のセミナーでは、被災地を経験した方の話と、ペット防災の専門知識を続けて聞くことができます。「自分の家なら何が足りないか」を考えながら参加するのが、日々の備えにつなげる一つの方法になりそうです。

参加前に確認したいこと

  • 日時:11月21日(土)13時30分〜15時30分。13時20分開場
  • 場所:アステ川西市民プラザ6階、アステホール・マルチスペース2
  • 参加費:無料
  • 定員:45人、先着順。定員に達し次第締め切り
  • 申し込み:電話またはGoogleフォームで事前予約
  • 持ち物:スリッパなどの室内履き。会場内は土足厳禁
人とペットの防災セミナーの案内チラシ。11月21日13時30分からアステ川西6階、参加無料・先着45人、事前申し込みと室内履きの持参が必要
主催者の案内チラシ。タップすると元画像で時間割や申し込み先を確認できます。

能登の現場の話と、「今日から始める」ペット防災

前半は、石川県在住で「ののいちにゃんこのおうち」副代表の中野靖也さんによる「知っててほしいペット防災〜能登の現状と課題〜」。能登半島地震の現場を経験した語り部として登壇します。

後半は、全日本動物専門教育協会認定のペット災害危機管理士1級講師で、NPO法人ねこdeko理事の小野美江幸さんが、「今日から始める!うちの子を守る防災のススメ」をテーマに話します。最後には講師への質問時間も設けられています。

時間内容
13時40分〜14時40分第1部:知っててほしいペット防災〜能登の現状と課題〜/中野靖也さん
14時40分〜15時10分第2部:今日から始める!うちの子を守る防災のススメ/小野美江幸さん
15時10分〜15時30分質疑応答

申し込みフォームに、うちの子の疑問を書いておけます

申し込みは、主催するNPO法人ねこdekoの受付窓口、090-8880-4745(うえさかさん)への電話、またはGoogleフォームから。定員に達し次第締め切られるため、当日直接行くのではなく、事前に予約してください。

人とペットの防災セミナーの参加申し込みフォームを開く

フォームでは、メールアドレス、代表者の名前、代表者を含む参加人数などを入力します。犬・猫のほか、うさぎや鳥など、一緒に暮らしている動物を選ぶ欄や、講師へ聞いてみたいことを書く欄もあります。

例えば、次のように「うちの子の場合」を具体的にメモしておくと、質問を整理しやすくなります。以下は編集部が考えた質問例で、当日の講義内容や回答を保証するものではありません。

  • 猫がキャリーに入るのを嫌がる。普段、何から慣らせばよい?
  • 犬や猫を複数飼っている。人手が少ない時間に、どう運ぶ準備をすればよい?
  • いつも食べているフードしか食べない。備蓄で気を付けることは?
  • 高齢の子や通院中の子について、平時にまとめておく情報は?

フォームには、質問を当日の質疑応答の参考にすること、すべての質問には回答できない場合があることも明記されています。

川西市では「同行避難」と「同室避難」を分けて案内しています

ここからは、セミナーの講義内容の予告ではなく、川西市の公式情報をもとにした補足です。

同行避難は、ペットと一緒に安全な場所まで避難する行動。同室避難は、避難先の同じ部屋で飼い主がペットを管理することです。「一緒に避難できる」と「同じ室内で過ごせる」は、同じ意味ではありません。

川西市は2026年4月から、川西中学校体育館と清和台中学校体育館をペット同室避難所の開設場所としています。ただし、警戒レベル4(避難指示)以上が発令され、市の対策本部が必要と認めた場合に開設するもので、常時利用できる場所ではありません。被害の状況によっては、片方のみの開設や、開設できない場合もあります。

開設情報は市ホームページや「かわにし安心ネット」などで確認します。同室避難所でも、ケージなどでの管理、飼い主自身による世話、ケージやペット用の飲食物の持参が必要です。他の開設避難所は、屋外の風雨をしのげる場所で受け入れる同行避難所として案内されています。

今のうちに自宅の災害リスクと避難先・ルートを調べ、ペットを連れて移動する方法を家族で話しておくことが大切です。同室避難所の開設を待つことを、危険な場所で避難を遅らせる理由にしないでください。

参加する前の今日から、確認できる3つのこと

川西市の「ペットの災害対策」では、食事と水、キャリーやケージ、トイレ用品、常備薬、ペットの写真などの準備と、日頃からの慣らしや迷子対策を勧めています。まずは、次の3点から確認してみませんか。

  1. フード・水・トイレ用品を確認する。市が示す食事と水の目安は最低3日分です。「3日分あれば必ず足りる」という保証ではなく、家庭で備えを見直す際の最低限の目安として確認しましょう。
  2. キャリーやケージをすぐ使えるか確かめる。どこにしまってあるか、必要な数があるか、普段から中で過ごすことに慣れているかを確認します。
  3. 迷子対策と情報をまとめる。迷子札、ペットの写真、ワクチン接種の記録やマイクロチップ情報など、離ればなれになったときに役立つものを確認します。

全部を一度に完璧にする必要はありません。「今ある備え」と「まだ決めていないこと」を書き出して参加すれば、講師の話を自分の家庭に置き換えて聞きやすくなりそうです。

会場はアステ川西6階。室内履きを忘れずに

会場は、川西市栄町25-1のアステ川西市民プラザ6階、アステホール・マルチスペース2です。チラシでは阪急・能勢電鉄「川西能勢口駅」すぐと案内されています。会場内は土足厳禁のため、スリッパなどを持参してください。

主催はNPO法人ねこdeko。令和8年度川西市市民協働事業の採択事業として開催されます。最新の受付状況や開催内容は、主催者の案内または申込窓口でご確認ください。

大切な家族だからこそ、「何かあったら一緒に逃げる」を、実際に動ける準備へ。この2時間を、うちの子と自分の安全を一緒に考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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